雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい。

体は社会人、心は自由人。三十路間近のネコ好き。日記や日々考えたこと、社会問題、ときどきサッカー。

社会問題

『サイバーズ・ギルト』とは何か。「黙祷なう」とつぶやく人も被害者である。

僕がずっと疑問に思っていたことがあります。 それが、東日本震災後、いろんな人が「東北を支援しないと!」とか「原発反対!」とか声高に叫ぶようになったことです。 タイトルに入れたように「黙祷なう」ってつぶやく人もたくさんいますよね。 そして、3月…

ブラック企業が生き残っている責任は僕たちにもある

ブラック企業っていう名称が市民権を得てからけっこう経ちましたよね。ネットスラングだったころが懐かしいのは僕だけじゃないと思います。 さて、ブラック企業っていうのはなかなかなくなりません。小さい企業はもちろん、世間的にかなり有名な企業が社員か…

少年事件の実名報道について。世の中の流れが怖いってこと。

少年法の存在意義ってなんでしょう。 「少年少女による犯罪が残虐化している」という印象を持っている人も多くいるようですね。実態、というか凶悪犯罪の件数自体は減っているようですが、そのように実感している人は少ないんではないでしょうか。 今日は、…

大学生が勉強をがんばる理由って?研究活動が重要である理由をまとめてみた

大学は研究機関であるべきである! 大学ではすぐに役立つことを学ばせるべきである! という相反する(?)ような意見がそこらかしこで交わされる今日。 2つの面白い記事を見かけました。 その記事に言及しつつ、僕なりの大学の役割を整理したいと思います。

裁判員裁判を導入したからといって「市民感覚」だけでいいはずがない

裁判員裁判が導入されてから6年が経ったようです。好奇心旺盛な僕としては裁判員に選ばれてみたいと思っていますが、やっぱり確率は低いみたいで、まったくそういう気配はありません。 さて、一審で裁判員たちが下した結論が高裁で覆るということが、最近何…

加害者への私刑といじめについて~理由があれば許されるのか~

先日、少年法の見直しと投票年齢の関係について記事にしました。 今日は主にネット上での犯罪加害者への私刑といじめの関係について、です。 少年法の見直しと投票年齢の引き下げについて - 雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい。

少年法の見直しと投票年齢の引き下げについて

18歳や19歳ぐらいの少年(?)が残虐な犯罪をするたびに議論になる気がする少年法の存在。 「被害者遺族の感情を考えれば、少年法なんて不要だ!」という方もいらっしゃいます。 逆に、日弁連は「成人年齢を18歳に引き下げても、少年法は18歳、19…

「古典を勉強する意味なんてない」をちびっとだけ擁護してみる

「割れ物注意な貧乏学生」というブログがあったんですが、「古典を勉強する意味がわからん」という主旨の記事を書いたところ、プチ炎上し、ブログを閉鎖するってことになりました。 で、「割れ物注意な貧乏学生」さんの疑問に対しての回答となるような記事も…

「講義は中学レベル」の大学の被害者は誰か

昨日ぐらいにこんなニュースがありました。 <a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150221-00000001-withnews-soci" data-mce-href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150221-00000001-withnews-soci">講義は中学レベル、入試は「同意」で合格 文科省がダメ出しした“仰天大学”とは?(withnews) - Yahoo!ニュース</a>

勝負はルールを作るところから始まっている。所沢市の住民投票に思うこと。

埼玉県所沢市で、自衛隊の基地に近い小中学校に、エアコンを設置するかどうかについて住民投票が行われました。 これについては「すでに決定していたことを市長が独断で覆した」とか「エアコンぐらい、小中学校に設置して当然なのに、なぜ住民投票まで至った…

学生時代に学んだことを活かせていない?教育の目的を考えてみる

『学生時代に学んだことなんて、社会に出てから何の役にも立たない』 と、世間の大人が言うのをよく聞きますね。子どものころにそう大人が言っているのを聞いたこともあれば、同級生がそのように言っていたのを聞いた覚えもあります。連立方程式が何の役に立…