雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい。

体は社会人、心は自由人。三十路間近のネコ好き。日記や日々考えたこと、社会問題、ときどきサッカー。

電車で出会う顔見知り

この前の4月から始まった電車通勤。電車で通うなんて、浪人していたときの1年のみ。あのときはなんだかんだ、乗る時間とか乗る場所とかを統一していませんでした。

今回の電車通勤では、乗る時間も、乗る場所も統一しているおかげで、いつも並んでいる人の顔も覚えてしまいました。大学生だと思われる男の子は、曜日によっていたりいなかったり。ほかの社会人の人はだいたい毎日同じ人たちです。

 

僕が彼らのことを覚えているように、彼らも僕のことを覚えていると思うと、なんだか不思議な気分です。

いつも僕の前に並んでいる人は、電車が来て乗り込んでも奥まで進まずにドア付近で立ち止まるから困っています。困っていますというほどでもないか。そんなに困ってはいません。たぶん、次の駅とかで開くほうのドアなので、すぐに降りれるようにしているのかなーと想像しています。

 

電車で出会う顔見知りといえば、前にいっしょの職場になったことのある人がすぐ近くに乗っていることがしばしばあります。ただ、いっしょの職場といっても仲良くなるにはやってる仕事も違えば、席も遠かったので微妙な感じです。そんなとき、社会不適合者な僕は音楽を聞いて寝ているふりをするか、必死で本を読んでいるふりをします。

「気づいていませんよ」

とでも言うかのように、電車に乗り続けています。