じゃあ僕は青臭く、未熟なまま生きてやる
青臭い話が好きだ。
「弱気を助け、強きをくじく」とか「みんな違ってみんないい」とか。
そういう単純だけど、この世の真理みたいなものがすごく好き。
逆に「空気を読む」とか「大人になれよ」とかいう言葉は嫌い。
この世界で正しいことって、小学生のときに先生に教わったことだと思うんです。でも、社会に出るとそれがそうでもなく、別の価値観で動くというか、組織を守るために個人を犠牲にしたり、「人に迷惑をかけるな」っていう言葉なんて知らないって勢いで保身に走ったり。
なぜこういうことを突然書いたかというと、こんな小説を読んだからです↓
別ブログは書評用でして、今回は中山七里さんの「テミスの剣」という作品を読みました。ストーリーとしては、主人公が冤罪が絡んだ事件を、警察内部の圧力と闘いながら解き明かしていくというものになっています。
「冤罪」に限らず、組織ってなぜか分からないけど、ミスを隠したがりますよね?ミスなんてただのミスなんだから隠さずさっさと報告したり謝ったりすればいいのに、そうしないときってありますよね?企業の対応でもすぐに謝るような企業はあんまり炎上せず、言い訳したりしていると炎上しちゃう、みたいな。
こういうとき、「隠す側」が組織において多数の場合、「隠さないほうがいいよ!」、「隠すべきじゃないよ!」って主張してもなかなか通じませんよね。
僕なんかは「同じ言葉を使っているとは思えない」ぐらい、話が通じないなって感じる時もあります。
青臭い、というのは、未熟である、という意味らしい。
ほう、それなら僕は変に大人ぶって生きるより、未熟なまま生きていこうではないか。
こんな生き方してるのって私だけ?
ということでお題に乗っかってみました。
今週のお題「これって私だけ?」