読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい。

体は社会人、心は自由人。三十路間近のネコ好き。日記や日々考えたこと、社会問題、ときどきサッカー。

「スマホ子守」は危ない?その理由を検証してみる

社会問題

赤ちゃんとスマホ

スマートフォンの普及の速さはすごいですね。

速さもそうですが、その進化もすさまじい。

スペックは右肩上がりで、アプリもいろいろと便利なものが生まれています。

 

さて、そんなスマホですが、子育てへの影響として「発育をゆがめる」という主張もあるようなので、その理由について検証してみました。

 

 

スマホ子守は危険?

子どもを静かにさせるためにスマートフォン(タブレット端末含む)の画面を見せたり、触らせたりする「スマホ子守」が保護者に広がり、3歳児では3割に上ることが福岡市のNPO法人「子どもとメディア」の調査で分かった。「スマホ子守」は発育への影響も指摘されており、識者は「子どもに不寛容な風潮が強まる中、あやし方が分からない親がスマホに頼る現状がある」と指摘している

こちらは1月22日の西日本新聞の記事です。

スマホ子守が広がっている現状について述べています。

ただ、この記事の中では

親との会話や体験を共有する時間が奪われ、発育をゆがめる恐れがある

ぐらいしか述べていないので、そう主張する背景はよく分かりません。

 

そこで、スマホ子守が危険だと言われる理由を調べてみました。

 

理由①:親がスマホに集中することで子どもを見ていない

まず危険なのは、親がスマホに夢中になって、子どもを見ていないと言うこと。スマホの画面を見ていると、視野がとても狭くなります。たとえば、ベビーカーを押しながらスマホを見ていては、前方や地面への注意が不足してしまい、思わぬ事故を招く可能性もあります。家の中でも、ママがスマホに夢中になっているうちに、ベッドからの赤ちゃんの転落事故がおきています。

「うん、まあそうだよね」としか言えない(笑)

これは「親はちゃんと子どもを見ていないとダメ」という話であって、「子守にスマホを使ってはいけない」という主張にはならないですよね(笑)

 

理由②:スマホのゲームでは知育には不十分

ビデオを見せているだけよりも、タッチパネル式のゲームなどで遊ばせる方が、子どもの知育を育てると考える人もいますが、いろいろ場面が変わっても、あくまでも画面上のこと。たとえば、積み木を重ねていくゲームの場合、画面上でイラストの積み木が積み上がっていきますが、それは、実際に手で積み上げていく積み木とは、子どもへの情報量が大きく違います。スマホに子守りをさせないで!- 育児情報誌 miku(ミク)

2つ目の理由は、「スマホのゲームが知育に良いという人がいるけど、実際に自分で体を動かして、体を使って学ぶことには敵わない」というものです。

それはそうだと思います。

スマホで積み木を積み上げるのと、実際に積み上げるのとでは得られる経験に圧倒的な差があるでしょう。

ただ、スマホを使うことも、それはそれで知育になると思うんです。

つまり、大事なのはバランスなんですよね。

この筆者は「スマホしか触らない子ども」を想定しているみたいなんですが、現実世界でスマホしか触らない子どもっていないでしょう。

スマホにはスマホのおもしろさがあるし、実際の積み木遊びには積み木遊びのおもしろさがあります。

親が強制しなくとも、自然と子どもは実際の積み木遊びも経験するでしょう。

 

理由③:誤った操作で多額の請求がされる。

ビデオの場合は、何を見ているのかわかりますが、ママが家事をしながらスマホをみせている場合は、子どもが勝手にパネルをタッチしていますから、どんな画像を見ているのかわかりません。不適切なページに飛んで刺激的な画面を見てしまったり、子どもが画面をタッチして何かを購入してしまい多額の請求を求められたというケースも起こっています。スマホに子守りをさせないで!- 育児情報誌 miku(ミク)

まあ、なんていうでしょう。

これも理由の①と同じですね。特にコメントする価値もありません。

 

理由④:統計的にゲームやテレビを長時間見ている子どもは発達が遅れている

さらに この(社)日本小児科医会では2004年に“「子どもとメディア」の問題に対する提言”を発表しています(メディアとは テレビ、ビデオ、テレビゲーム、携帯用ゲーム、インターネット、携帯電話など)。この中ですべてのメディアへの接触総時間は、2時間までとしています。

この提言は、医療の現場において「心身の発達の遅れや歪みが生じた子ども」を診察されている事実からなされたものです。10年前のものですので、当時、スマホはまだありませんでした。スマホが普及して、メディアに接する機会が一層増えたことを考えると、この提言は生きているものと考えます。

これよくある間違いだと思うんですが、「テレビを長時間見る→心身の発達が阻害される」ではなく、「親との交流が少ない」からこそ、「テレビを長時間見る」のだし、「親との交流が少ない」からこそ、「心身の発達が阻害される」っていう流れだと思うんですよね。

つまり、「テレビを長時間見る」のと「心身の発達が阻害される」のは、ただ相関があるっていうだけであって、そこに因果関係を求めるにはあまりにも根拠が薄弱だと言わざるを得ません。

 

冷静な専門家の意見

スマートフォンが普及したのは最近のことですから、本当に「手の機能や五感の発育」に影響があるのかどうかは分かりません。脳や精神発達に無影響ということはないだろうと思いますが、悪い影響と良い影響がどの程度あるのかは今の時点では分からないのです。

これが現段階で分かっていることのすべてです。

「影響はあるだろうが、どんな影響があるか分からない」ということです。

 

まとめ

確かに、起きている間ずっとスマホを触っているなら問題でしょう。

しかし、起きている間ずっと積み木遊びをしているのも問題ですし、ずっとサッカーばっかりやっているのも問題ですし、「テレビもねえ、ラジオもねえ」みたいな家庭で育って、はたして現代社会に適応できるのでしょうか。

結局、「なんでもやりすぎはダメ」っていう話であって、「スマホはダメなんだ!」という話に持っていくには無理があるんですよね。

 

みなさんもスマホの「やりすぎ」には注意しましょう。

 

以上、本日もあめおど管理人がお送りいたしました。

 

★★★こんな記事もおすすめです★★★

 

子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫)

子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫)

  • 作者: ドロシー・ローノルト,レイチャルハリス,Dorothy Law Nolte,Rachel Harris,石井千春
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2003/09
  • メディア: 文庫
  • 購入: 38人 クリック: 291回
  • この商品を含むブログ (82件) を見る