雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい。

体は社会人、心は自由人。三十路間近のネコ好き。日記や日々考えたこと、社会問題、ときどきサッカー。

大学受験で志望校に合格するために必要なこととは?

 

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もう受験シーズン真っ只中なので、どちらかというと来年とか再来年の受験生向けです。僕が受験生だったのはもう何年前になるんでしょうか(遠い目)

ちなみに、「大学受験」としたものの、資格試験、高校受験、中学受験などでも応用できます。ただ、中学受験については、受験生である小学生が戦略を立てるというよりは、塾に乗っかるだけかなとも思いますし、高校受験もそこまでがむしゃらに勉強するものでもないと思い、「大学受験」としました。

 

大学受験で志望校に合格するために必要なこと、それは

早めに敵を知り、分析をする

ということです。

ここでの「敵」というのは志望校の入試問題になります。

では、具体的に説明をしていきます。

 

おそらく、大半の人が高校入試で初めて入試というものを体験し、毎学期でのテストでも基本的には範囲となったところを全部勉強すると思います。

しかし、そのやり方は大学受験では通用しません。その理由は

①大学ごとに出題分野が大きく違う
②とにかく高校3年間で学ぶ内容が多い

の2つです。

①についてですが、まずそもそも自分が志望するのが文系か理系かを判断します。例えば、「エンジニアになりたい」、「自動車の製作に携わりたい」と考えているのであれば理系ですし、「弁護士になりたい」とかであれば文系になります。そして、理系の人たちはやはり1年生のときから数学や化学に力を入れるべきですし、逆に文系の人たちは古文などをおろそかにしないようにすべきです。

※ただ、文系の人であっても、数学はしっかりやっておくべきです。なぜなら、多くの人が「数学ができない」という理由で文系を選択するので、「数学ができる文系」というのは、それだけで他の文系の人に差をつけることができます。

 

もう少し細かく見ていくと、数学であってもどういう分野の問題が出やすいか、どういう傾向の問題が出やすいかというのは大きく異なります。

微積分の重厚な計算問題が出る大学もあれば、東京大学のように「円周率が3.05よりも大きいことを証明せよ」といった知識というよりは考える力が求められる問題を出す大学もあります。京都大学なんかは整数問題で有名ですね。

京都大学は国語や英語も独特なので、過去問を見てみるとおもしろいですよ。

 

こんな感じで一概に「数学」といっても、出る分野も出る傾向も大学によって違います。自分の志望大学の入試に頻出の分野が苦手なのであれば、早くから対策を始める必要があるでしょう。

 

②についてですが、とにかく高校で学ぶ範囲というのは広いんです

高校入試のようにほぼ全部の範囲をカバーできる量であれば「全部まんべんなく対策する」というスタンスで問題ないのですが、大学入試の範囲は膨大すぎて「全部まんべんなく」というのは不可能です。

いわゆるセンター試験は教科書の内容を理解していれば7~8割は固いですが、個別の大学の問題は半端じゃなく難しいこともあるので、分野を絞って勉強しないと間に合いません。

センター試験についていえば、「慣れ」というのが必要なので、しっかりした知識があっても、何回かの練習は必要です。

 

以上、2点により、まずは敵がどんな攻撃をしてくるかを見極め、その対策をしていく必要があるということです。

 

来年受験をされる方はもう志望大学の問題にチャレンジしていてもおかしくないですし、再来年に控えている方は、目を通すだけなら早すぎるということはありません。

 

「どこの大学に入るかではなく、入ってから何をするかが大事だ」とは言われますが、とにかく今は必死で努力して、勉強に励んでください。

 

今日はこんなところでーす。でわでわー。