【誰でも分かる】まだ「ふるさと納税」をしていない人へ。なぜお得なのか簡単に説明します。
この記事を読んでくれている人の中で、ふるさと納税を利用している人はどれぐらいいるでしょう。
「お得だ!」と言われても、何がどうなってどうお得かが分からないとなかなか利用しづらいですよね。
そんな人のために、ふるさと納税について、すごく簡単に説明します。
- 【前提】寄付した分、税金は免除
- 自己負担は2000円のみ!
- ふるさと納税=市町村に対する寄付(しかもお礼の品付き)
- ざっくりこれだけ節約に!
- いくらぐらい税金は免除されるの?
- 手続きはマイナンバーを使って簡単に♪
- 僕がふるさと納税した3つの市町村
- まとめ
【前提】寄付した分、税金は免除
まず、ふるさと納税について説明する前に、その前提となる「寄付行為」について説明します。
No.1150 一定の寄附金を支払ったとき(寄附金控除)|所得税|国税庁の説明にもある通り、どこかの団体に寄付を行った場合、その寄付をした金額は所得税から控除されることとなっています。
つまり、「寄付をした分だけ損をする」とか「寄付なんてお金持ちの道楽だ」というわけではなく、本来、所得税として国に納める分を別の団体に納めるという制度なんです。
※具体的にどういう寄付がいくらまで控除対象になるかはホームページをよく読むか、自治体等に問い合わせてください。
自己負担は2000円のみ!
ただ、寄付した分だけ控除されるわけではなく、なぜか分かりませんが、2000円は自己負担ということになっています。
なぜ2000円が自己負担なのかとかはよく分かりませんが、とりあえず制度として、「寄付をして所得税とか免除してもらっても、2000円は払わないといけない」ということです。
ふるさと納税=市町村に対する寄付(しかもお礼の品付き)
ここまでをまとめると、「寄付というのは2000円を自己負担として、所得税から寄付金額を控除する制度」ということができます。
そして、全国の市町村に寄付をするのを「ふるさと納税」と呼んでいるわけです。
さらに、「ふるさと納税」の場合、寄付をして税金が免除されるだけじゃなく、お礼の品までいただけちゃうんです。
この「ふるさとチョイス」が一番有名かと思いますが、このサイトを利用すれば簡単に全国の市町村にふるさと納税をすることができます。
一目見れば分かるとおり、各市町村が米、肉、魚、野菜、果物などなど、いろんな返礼品を用意しています。
ざっくりこれだけ節約に!
例えば、どこかの市町村に1万円を寄付して、3000円分のお米をもらったとしましょう。
このとき、ふるさと納税をしたときとしてないときを比較するとこうなります。
- ふるさと納税していない:1万円が国に所得税として取られる。
- ふるさと納税している:前年に1万円をふるさと納税すると、翌年の所得税が8000円安くなる(2000円の自己負担)。さらに、3000円分のお米がもらえる。
本当にざっくりした計算となってますが、↑の場合はトータルで1000円得したことになりますよね。
いくらぐらい税金は免除されるの?
これは所得によって変わってきます。
僕(三十路間近、正社員)の場合、だいたい4万円ぐらいまで、免除されます。
つまり、4万円分のふるさと納税をすることができて、それだけの返礼品がゲットできちゃうということです。
自分がどれぐらいまで控除されるかというのは、↓のページでだいたいの額を計算することができます。
※すでに住宅ローンなどで控除を受けてる場合などは、控除額が少なくなるかもしれません。控除額以上に寄付をすると、寄付した分だけ損してしまうので、慎重に計算してください。
手続きはマイナンバーを使って簡単に♪
実は、昨年まではふるさと納税をした場合、確定申告をする必要がありました。
しかし、今年からは確定申告の代わりに、「ワンストップ特例制度」というのができました。
これは、ふるさと納税をしたのが5つの自治体までなら、確定申告をせずに、所定の書類をふるさと納税した市町村に提出すれば、手続きが完了するという制度です。
そのときにマイナンバー等を書く必要はありますが、手続きに必要な書類も返礼品と同時に自宅に郵送されてきますので、それに書くべきことを書いて、返送するだけとなっています。
僕がふるさと納税した3つの市町村
僕はだいたい4万円ぐらいまでは控除が受けられるんですが、今年度は3つの市町村にそれぞれ1万円ずつふるさと納税しています。
僕が納税した3つの市町村は↓です。
この記事の最初に載せているメロンは北海道北竜町の返礼品です。
ふるさと納税でこんなにおいしいメロンが食べられるとは思えないほど、本当においしいものでした!
佐賀県上峰町、宮崎県都城市については、両方ともお肉の返礼品が充実しています。
僕も両方とも牛肉をいただきました。
まとめ
ふるさと納税は利用した人が得をし、利用していない人が損をする制度です。
そして、都市部の税収が減って、返礼品が豪華な地方の税収が増えるという仕組みです。
この制度がこのまま続くかというと、今の状態でずっと続くとは考えづらいです。
ぜひ、制度があるうちにドンドン利用してください。