雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい。

体は社会人、心は自由人。三十路間近のネコ好き。日記や日々考えたこと、社会問題、ときどきサッカー。

アマチュアは一眼レフを買いなさい それが上達する近道だ

カメラと英字新聞の写真

僕の父はカメラが好きで、一眼レフカメラも数台持っていますし、レンズも数種類持っています。

父は夜空や朝陽を撮るのが好きで、新聞に載ることもありました。

 

僕も父に似た部分があり、大人になってからではありますが、写真を撮るようになりました。

幸い、妻も写真を撮るのが好きで、妻はミラーレス一眼であるolympusのpenを、僕はミラーレス一眼のpentaxのQ10を持っています。

 

本日、そんな僕の触覚に引っかかったのはこの記事。

アマチュアの人はすぐに、いいカメラが無いと!いいレンズが無いと!スキルが無いと!って機材や技に走りがちなんだがそれが不毛なことだという事に気付いてほしい。いい写真を撮るのにそんな物何も要らないのだ。スマホカメラで十分だし変な勉強なんてする必要など何もない。

 

このブログの筆者は、愛情があればいい写真が撮れるはずで、高いカメラなど必要ないし、ましてや構図などの勉強をする必要もないとのことですが、本当にそうなんでしょうか。

 

 

基礎の基礎は欠かせない

小説家でも、絵描きでも、書道家でも、映画監督でも、カメラマンでも、基礎の基礎を身に着けずに一流になった人はいません。

基礎の基礎を勉強せず、自然と身に着いている人はいるかもしれませんが、その人たちも基礎を無視しているわけではなく、あくまでも自然と身に着けていただけなんです

 

小説家が起承転結、序破急を知らずにプロをやっていけるとは思えません。

それらの基本を身に着けたうえで、工夫をし、オリジナルな作品を執筆しているのです。

 

カメラマンでも同様で、写真を撮るときの光の影響、シャッタースピードの変化による被写体の動きの切り取り方、基本的な構図を理解せず、プロをやっている人などいません。

 

趣味でやっている人は当然、わざわざ勉強などする必要はありませんが、いい写真を撮りたいなら、基礎の基礎は知っておかなくてはなりません。

才能がある人は別ですが、センスがない人はなおさら「愛」などという何がなんだか分からないもので何とかできるものでもありません

 

どこの世界のプロも、絶対に「愛さえあれば大丈夫」なんて言いませんよね(笑)

 

ときにはカタチから入ることも

どんなものでもそうですが、ときにはカタチから入ることも重要です。

カメラであれば、今持っているiphoneで写真を撮るよりも、わざわざお金を払って、わざわざカメラを買ったほうがやる気になりますよね。

 

人間、「やるぞ!」と思うことでやる気が出れば簡単なんですけど、そうでもないです。

自分のことさえなかなかコントロールするのって難しいですよね。

でも、高いカメラをわざわざ買えば「せっかく買ったんだし、ちょっと遠くまで写真を撮りに行こうか」となりますし、写真を撮ることで、さらにもっと写真を撮る気が湧いてくるというものです。

 

やっぱりカメラはいい!

僕は一眼レフではなく、ミラーレス一眼を使っているんですが、やっぱりスマホとは違いますね。

ミラーレスを使った後でスマホで撮ると、「意外にスマホもいいじゃん」とは思いますが、やっぱりミラーレスには適いません。

また、スマホに比べて「写真を撮っている」感が大きく、「もっと取りたい」となっていきます。

 

どんなものでも回数をこなせば上達します。

そのモチベーションを上げるには、カメラを買ってしまうのが手っ取り早いです。

僕ももともとはまったくセンスがなかったんですが、カメラを買って、たくさん撮るうちに上達してきましたし、カメラを買わなかったらこんなに「写真を撮る」という行為とも向き合わず、センスのないまま死んでいくことでしょう。

 

「カメラを買ったおかげで上達した」ということは自信を持って言えます。

 

まとめ

少し前のミラーレスであれば、本体だけなら2万円台でも買えますし、レンズ込でもそう高くはありません。

カメラを買えばすぐに上手くなるわけでもないですし、センスのない人が一眼レフで撮った写真とプロがアイフォンで撮った写真を比べれば、後者のほうがいい写真が撮れるでしょう。

でも、カメラを買うことが、写真撮影の上達の第一歩でもあります。

被写体への愛がどうのとか、自分のテクニックがどうとか気にする前に、興味があるなら買ってみませんか?

 

以上、本日もあめおど管理人がお送りいたしました。